RSSフィードとは?|RSSフィード活用法〔1〕

2010年8月4日

「RSSフィード」という言葉、目にしたことはあっても、詳しくはよく分からない。そんな機能のひとつではないでしょうか。実際ホームページ制作に関わる人でも解っていない人が大多数を占めます。むしろブログサイトを運営している個人の方のほうがずっと詳しかったりします。

そのため、実はRSSフィードはとても便利な情報発信のための機能なのですが、必ずしも上手に活用されているわけではありません。

そこで、今回から数回に分けて、RSSフィードを使った情報発信のメリットとその活用法について解説したいと考えます。とっつきにくい内容ではありますが、皆さまのホームページ展開にお役立てください。

RSSフィード概要


RSSフィード(あるいは単にRSSとも呼びます)は、ニュースやブログなど各種ウェブサイトの更新情報を簡単にまとめ、配信するための文書フォーマット(RSSフィードの文書フォーマットには幾つかの種類がある)でできたデータの総称です。

ウェブ上でブログを作成する人はあまり意識することはありませんが、ブログの記事を書いて投稿すると、一般に目にするブログサイトのウェブページのデータ(=HTMLファイル)とは別に、実はRSSフィードのデータも連動するかたちで自動的に作成されています

ブログ投稿によりHTMLファイルとRSSファイルが同時に生成される(図)
 (ブラウザー画面: Microsoft Internet Explorer 8 )

RSSフィードの中身とその利点


ブログ新規投稿時に通常のHTMLファイルと同時に自動的に作成されるRSSフィードのデータの中身は、〈投稿のタイトル〉〈投稿日時〉〈投稿者〉〈投稿の本文〉など、ごく限られた情報で成り立っています。

〈投稿のタイトル〉〈投稿日時〉〈投稿者〉〈投稿の本文〉などのデータは、それを指定するタグによって1対1で明確に定義されます(万国共通)。しかもRSSフィードにとって必須項目となるデータの種類(=タグ)は数種類しかありません。

RSSフィードのデータファイルでは〈投稿のタイトル〉〈投稿日時〉〈投稿者〉〈投稿の本文〉などが明確に定義されるため、扱うデータとしてコンピューター(パソコン)がとても処理しやすいという利点が生まれます。

【整形されていないRSSフィードの実際のデータ見本】
整形されていないRSSフィードの実際のデータ見本

整形されていないRSSフィードのデータはとても見にくいもの(上画像)となっていますが、実際には、HTMLファイルに比べ、ずっとタグの種類も少なく、シンプルです。

ご覧の通りRSSフィードはそのままでは読みにくいです。RSSフィードを読むには専用のRSSリーダー(フィードリーダー)といったアプリケーションソフトやブラウザーに備わるRSSリーダー機能を使う必要があります。(なお、最近のブラウザーにはほぼ100%「RSSリーダー機能」が備わっています。)

HTMLファイルとの違い

通常目にするホームページのHTMLファイルでは、ページがデザインされ、文字が装飾され、原則的には制作者が考えて意図した通りに表示されます。

これに対して、RSSフィードは情報データそのものであり、表示の仕方を制御する記述はありません。その分、データは軽いものとなるわけです。(これもコンピューターがデータ処理しやすい理由のひとつです。)

表示の仕方はそのRSSファイルを開いたRSSリーダー(フィードリーダー)やブラウザーのRSSリーダーに依存します。

情報の読み手はRSSリーダー(フィードリーダー)やブラウザーのRSSリーダー機能の範囲内で自分が読みやすいようにカスタマイズして読むことができます

例えば、本文の文字数100字まで表示させるような設定も可能です。最初に読んでみて興味がある記事内容の時には全部読めるようにしたり、情報の元になっているHTMLファイルのホームページに簡単にジャンプすることもできます。

その他にも、表示する記事の順番を「日時別」ではなく、「作者別」や「タイトル別」に並び変えることも可能です。正にRSSフィードが情報データであるという利点を活かした機能と呼べます。


次回は実際にRSSフィードのデータをどう効率的な情報収集に役立てるかについて取り上げます。

  ▶ 「RSSリーダーを使った効率的な情報収集|
     RSSフィード活用法〔2〕


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