iPadを使ってみて〔1〕ブラウズ編

2010年6月6日

発売から1週間ほど経った昨日、わが社にiPadがやってきました。

iPod touchとiPad、後ろは23インチ、30インチ、23インチシネマディスプレイ
iPod touchとiPad、後ろ23インチ、30インチ、23インチシネマディスプレイ

いや〜、予想していたよりずっとオモシロイです!

iPadは、“操作する” というより “触れる” という感覚ですね。
(実際、触れて操作するわけですが . . . )

ネットブラウズに関して言うと、
“操作してホームページを見る” というよりも、
“ホームページに触れる” という感覚。

iPadをしばらくいじった後に、
iPad上のブラウザーでグーグル検索をした際、
表示された検索結果画面の次のページに進もうと
思わず中指で画面をなぞり、左から右にページをめくろうとしていました。

  あれ? なんで次のページに行かないんだ?

  おお、そうか、ページ下にある「次ページへボタン」を
  クリックしなければ進めないんだ。
  めんどくさ。。。

少し先の話になるかもしれませんが、技術的に、
ホームページのソースにページ番号を組み込むと、
iPadではその番号に沿って、指でページをめくれるようになれば
便利だろうと考えます。

しかもこれだと、他のリーダーアプリを使わなくても
iPadのウェブブラウザー上で簡単に覧られるし、
これまでのホームページのコンテンツを財産として
有効かつ簡単に利用できます。
(大規模サイトではあまり意味ないでしょうが、小規模なホームページでは充分有益だと思います。)

実際に現在の技術で簡単に実現できることでしょう。
URLと数字(=ページ番号)の組合せからなるメタタグ指定を新設するだけで、いわゆる本にページをふるように、各ウェブページにページ番号をふれます。
メタタグの処理で済ませれば、Web標準という問題もクリアできます。
ウェブページへのページ設定が実現すれば、iPadのみならず、通常のパソコンでも以下のようなことが可能となるはずです。
  「左右矢印キー」を使っての移動
  「コントロール(Macではコマンド)キー」+「0」でトップページへ移動
  「特定のキー」でホームページの各ページのサムネイル表示
サムネイル表示などは既にPCのブラウザー Safari や Google Chrome、Opera などのホーム画面に設定できるものと同様の技術で可能です。
逆にこうして考えてみると、今までなぜこうした技術をパソコンのブラウザーに組み込まなかったのかのほうが不思議なくらいです。
特に検索結果のページとかブログのサイトのように、順序だって並ぶページのサイトや時系列に並ぶページのサイトにはもってこいです。


またこれまでは、
新聞や雑誌をウェブブラウザーやPDFファイルとして、
パソコンの画面で読みたいとか、見たいとは
まったく思いませんでしたが、
iPadならアリだな、って思いました。

これは間違いなく人の生活の感覚に起因しているように思います。

新聞や雑誌はかしこまって読んだり見たりするものじゃないんですよね。
畳のであぐらをかいて読んだり、ベッドの上で横になりながら見る、
ずっともっとカジュアルなものでしょう。
iPadだとそれができるんですよね。

iPadには新しい技術は特にないと言われます。
にも拘わらず革新的だと言われています。

それは、パソコン上で見るよりずっとラフな感覚で
情報に接することができるようになったからもしれませんね。
その感覚こそがiPadの革新性なんでしょう。
(ノートパソコンはキーボードが邪魔だし、携帯電話やスマートフォンは画面が小さすぎます。)


正直、グーグルの検索結果画面を目にしたとき、
なんてつまらないページかと感じました。
(PCの時はそれが普通だと思っていました。)

同時に昨日から、いくつものウェブサイトを閲覧してみて、
iPad上で映えるホームページとそうでないホームページの違いが
自分の中ではっきりと判ったことは大きな収穫でした。

当面、iPad上でホームページの視覚的ライバルとなるのは雑誌です。
雑誌の美しいレイアウトに見劣りするようなホームページは
iPadでは見られなくなるでしょう。
(ホームページを雑誌のようなレイアウトにしろと言っているわけではありません。)

当面と書いたのは、iPad上の雑誌のクオリティは次第に落ちていくと予想されるからです。
なぜならiPad専用の無料雑誌が登場してくるでしょうから。
現在の雑誌のプロではなく、にわか雑誌編集者も沢山登場してくるでしょう。
そうなると大手出版社が発行する今の雑誌のような高いクオリティは必ずしも確保できなくなるからです。

小汚いホームページや煩雑なホームページは、
早いうちにきちんとレイアウトされ、判りやすくデザインされたホームページに改善することをオススメします。

そうしないと、
この先、生き残ることすらできなくなりますから。


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