アクセス解析(グーグル・アナリティクス)の活用どころ〈その1〉

2010年3月13日

アクセス解析を使って先ずは自分のサイトの効果測定を行い、次のウェブ戦略に役立てる。結論から言えば、こうなります。

ここで言う効果測定とは、会社側で以下の3つのように何か行動(アクション、=ホームページ展開)を起こした時のウェブ上での反応(リアクション、=ユーザーの反応)を測定(この場合、主にアクセス数の測定)することを指します。
※ここで行動(アクション、=ホームページ展開)という際のホームページ展開とは、広くホームページに関わる行動全般を指しています。

  1. 自社ショップサイトで季節限定商品の販売を始めた場合

  2. 他のウェブサイトにバナー広告や検索連動型広告を掲載した場合

  3. メディア(テレビ・ラジオ・新聞・折込広告・フリーペーパーなど)で広告展開を行った場合

具体的な例を挙げながら、説明しましょう。


1.自社ショップサイトで季節限定商品の販売を始めた場合

御社のサイトが通信販売のショップサイトで、季節限定の商品(例えば「さくらんぼ」や「岩牡蠣」など)を販売している場合、当然その季節毎の商品に対する全国的な検索数が増えるので、ショップサイトのアクセス数も増えなければなりません。もしきちんと増えていないとしたらショップサイトに問題があると考えられます。

ただし、季節毎の商品に対する検索の絶対数はその商品によって異なってきますので、その商品名の検索キーワードでの月間検索回数なども加味する必要があります。

月間検索回数の例をあげると、ヤフー検索で、「さくらんぼ」35,867回、「岩牡蠣」1,115回。この2つの商品ではそもそも検索されている絶対数に大きな開きがあることが分かります。このショップサイトの「さくらんぼ」と「岩牡蠣」の検索結果での順位が同じだと仮定すれば、「さくらんぼ」の商品ページへのアクセス数は「岩牡蠣」のページへのアクセス数の約30倍(35867÷1115=32.1)となるはずです。実際にはさらにライバルとなるホームページ(=商品を扱うホームページや同じキーワードをもつホームページ)の数もアクセス数に大きく影響してきます。
(検索キーワードでの月間検索回数については、後日取り上げたいと思います。)


2.他のウェブサイトにバナー広告や検索連動型広告を掲載した場合

例えば、御社が求人ウェブサイトに出稿して、求人広告を出したような場合です。

当然求人サイトには御社のホームページアドレスが載ります。この時代です、求職者は御社のホームページをチェックしに訪れることでしょう。

求人広告を出稿していた期間の自社ホームページへのアクセス解析を行えば、行った求人広告の広告効果をある程度見極めることができます。

  求人広告をA社のホームページに15万円の料金で出稿した時、
    期間内のアクセス数は1500人増加

  求人広告をB社のホームページに10万円の料金で出稿した時、
    期間内のアクセス数は3000人増加

単純に費用対効果をみた場合、B社の広告の費用対効果が高いと判断できます。


3.メディア(テレビ・ラジオ・新聞・折込広告・フリーペーパーなど)で広告展開を行った場合

メディアを利用した広告の場合も、基本、〈2〉のケースと同じように費用対効果を計りますが、広告自体の質の違いによって差が出やすいので注意が必要となります。

ホームページへの誘導のための広告なのに、「『◎◎』で検索」という文言がなかったり、あるいは『◎◎』の部分が異様に長かったりするケースが数多く見受けられます。これではホームページへの誘導が適切に行われません。

また、ホームページアドレス(=URL)を短く「designcross.jp」だけで表記すのもオススメできません。何のことかピンと来ない人が思いの外いるということを知っておくべきです。きちんと「http://www.designcross.jp」と表記してください。見た目のオシャレさよりも、アクセス数(=集客)を増やすことのほうがずっと大事です。

残念ながらテレビCM制作会社や紙媒体広告制作会社・印刷会社は驚くほどネット戦略に関して無知と言わざるをえません。インターネットを多く利用する人はネット戦略について詳しいと思ったら大間違いです。弊社デザインクロスのように、きちんとしたネット戦略のノウハウを持つ広告制作会社に相談されることをお奨めします。


以上分かりやすいように簡単な3つの例で説明しましたが、共通して言えることは、アクセス解析の本来の使いどころは何かしらの行動(アクション、=ホームページ展開)に対する反応(リアクション、=ユーザーの反応)を確かめるためのものであるということです。

なお、実際にアクセス解析に表れる数値データは、ホームページの内容や構成・規模・形態、それにホームページの検索順位などに大きく関わっています。それらの要素によってアクセス解析の数値が大きく異なってくるということも忘れないでください。



弊社ウェブサービス活用法サイトで公開を開始しました。
一部準備中のコンテンツもありますが、ご利用ください。



ラベル: ,



◎この投稿へのリンク:

リンクを作成

▲このページの先頭へ